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しはこ
FP3級技能士の会社員
FP3級技能士。2級に一度落ちて2023年1月試験で再チャレンジ、結果待ちの状態です。このブログでは実体験をもとに「FP試験」「FP資格」に関する情報を発信しています。

FP3級の難易度はどれくらい?簡単って本当?過去10年間の合格率の推移|他の資格との比較

FP3級試験の難易度を表すグラフや計算機。FP3級のレベルを表現。
FP3級受検生

FP3級難易度はどれくらいだろう?

よく「簡単」って聞くけど本当?

合格率はどれくらいだろう?

このような方へ向けた記事です。

FP3級難易度は他の資格と比べてやさしいと言われています。

ただ実際勉強してみると「思ったより難しい•••」と感じる方も多いのではないでしょうか。

しはこ

私は「とても難しい」と感じました。。

当記事ではFP3級難易度合格率について、他資格との比較簡単と言われている理由必要な勉強時間などを解説しています。

この記事でわかること

この記事を書いた人
  • FP2級技能士
  • 会社員
  • 実体験をもとに当ブログを書いています
当ブログ管理人のしはこです

\ おトク情報 /

FP3級の定番参考書の一つである

「ゼロからスタート 岩田美貴のFP3級 1冊目の教科書 2023-24年版」を今、Kindle Unlimited で読むことができます。

LECのFP講座で人気講師の岩田美貴さんが手掛けた一冊。

要点を絞り10時間で読み切れる見開き構成で、短期集中で合格を目指したい方におすすめです。

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著:岩田 美貴, 読み手:LEC東京リーガルマインド
著:LEC東京リーガルマインド, 編集:岩田 美貴
しはこ

岩田さんの合格メソッドが詰まっており、シンプルで読みやすい参考書です。

こちらのテキストの詳しい感想を下記の記事の後半でも紹介しています。

「ゼロからスタート 岩田美貴のFP3級 1冊目の教科書 2023-24年版」はCBT模試は付いていません

※新版の2024-25年版が5月29日に発売予定です。

参考⇨Amazonのページより

タップできる目次

FP3級の合格率|過去10年の推移

「日本FP協会」と「きんざい」それぞれのFP3級 過去10年間の合格率は下記になります。

FP3級 過去10年の合格率

  • 日本FP協会・・・82.22%
  • きんざい・・・58.11%

※2014年1月〜2023年9月

※学科+実技の平均

FP3級 日本FP協会|過去10年の合格率と推移

日本FP協会の3級試験、過去10年間(2014年1月〜2023年9月)の合格率の平均は82.22%です。(学科と実技をたした平均)

FP3級「FP協会」 過去10年の合格率

学科+実技•••82.22%

  • 学科•••79.24%
  • 実技•••85.2%

※2014年1月〜2023年9月

10年スパンで見ると合格率は学科よりも実技の方が高いです。

また23年9月は学科も実技も70%台で、例年より合格率が低い(難易度が高い)試験でした。

しはこ

近年は80%台以上が続いていました。

「FP協会」3級 過去10年間の合格率

(2014年1月〜2023年9月)

試験日学科実技
2023年9月74.78%77.67%
2023年5月88.25%86.83%
2023年1月85.25%88.34%
2022年9月80.78% 84.44%
2022年5月83.37%90.33%
2022年1月87.01% 90.75%
2021年9月84.69%80.50%
2021年5月83.25%76.65%
2021年1月87.92%86.53%
2020年9月89.64%88.04%
2020年5月中止中止
2020年1月85.34%79.45%
2019年9月78.09%79.48%
2019年5月69.07%86.42%
2019年1月74.09%83.38%
2018年9月78.63%86.50%
2018年5月78.92%90.47%
2018年1月80.33%89.07%
2017年9月78.47%85.37%
2017年5月71.87%86.18%
2017年1月67.20%85.07%
2016年9月69.21%76.81%
2016年5月76.58%84.90%
2016年1月68.62%81.60%
2015年9月77.93%84.14%
2015年5月76.89%90.59%
2015年1月81.30%89.44%
2014年9月85.33%81.50%
2014年5月76.9693.81
2014年1月78.1286.59
平均79.24%85.2%
学科+実技の82.22%
※参照:日本FP協会公式サイト

FP3級 きんざい|過去10年の合格率と推移

きんざいの3級試験、過去10年間(2014年1月〜2023年9月)の合格率の平均は58.11%です。

(学科と実技の「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」を足した合格率の平均です)

FP3級「きんざい」過去10年の合格率

学科+実技•••58.11%

  • 学科•••59.03%
  • 実技(個人+保険)•••57.65%
  • 実技(個人)•••63.48%
  • 実技(保険)•••51.82%

※2014年1月〜2023年9月

2023年9月試験の学科は37.19%でここ10年で一番合格率が低かったです。

10年で学科の合格率が一番高かったのは、2014年9月の77.33%。

そのあと波はありますが全体的には下降傾向です。

また実技の「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」も、10年スパンで見ると合格率は下降傾向です。

3級「きんざい」過去10年の合格率

試験日学科実技(個人)実技(保険)
2023年9月37.19%62.29%55.3%
2023年5月54.13% 61.58%58.91%
2023年1月56.00%67.56%40.05%
2022年9月43.41%58.23%43.28%
2022年5月49.03%62.24%45.64%
2022年1月62.52%53.14%39.53%
2021年9月53.31%43.25%48.68%
2021年5月47.81%59.63%47.76%
2021年3月38.88%
2021年1月63.75%58.63%56.01%
2020年9月69.28%35.28%56.20%
2020年5月中止中止中止
2020年1月 65.43%50.22%48.19%
2019年9月62.77%45.44%43.31%
2019年5月42.76%54.35%44.85%
2019年1月51.91%56.21%39.32%
2018年9月61.64%51.46%34.32%
2018年5月57.84%71.20%35.69%
2018年1月65.34%67.13%42.98%
2017年9月69.95%75.83%67.05%
2017年5月55.12%59.69%40.60%
2017年1月48.19%74.89%48.97%
2016年9月55.08%83.18%66.99%
2016年5月54.93%61.95%42.53%
2016年1月55.86%57.30%58.58%
2015年9月66.45%76.99%50.26%
2015年5月55.82%65.43%61.87%
2015年1月69.21%69.74%58.90%
2014年9月77.33% 68.54%64.54%
2014年5月57.52%56.36%47.73%
2014年1月63.38%69.72%62.84%
平均59.03%63.48%51.82%
個人+保険の平均  57.65%
学科+実技の平均58.11%
※参照:きんざい公式サイト

FP3級の合格率が「FP協会」と「きんざい」で差があるのはなぜ?

FP協会ときんざいの3級試験の合格率を見て「合格率にこんなに差があるのはなぜ?」と不思議に思った方もいらっしゃるかもしれません。

FP3級 過去10年の合格率の平均(学科+実技)

  • FP協会•••82.22%
  • きんざい•••58.11%

特に学科は全く同じ試験内容ですが、過去10年の合格率を見ると「FP協会」が79.24%、「きんざい」が59.03%で20.21ポイントも大きな開きがあります。

2機関の合格率に差があるのは、次の2つの理由からだと考えられます。

  1. 実技試験は「きんざい」の方が少し難しいから
  2. 学科試験は受検者層が違うから

国家資格のFP3級は2機関のどちらで取得しても価値は同一。

難易度も基本的には同じとされています。

ただ両方解いてみると、実技は「きんざい」の方がちょっとだけ難しい気がしました。

その理由は「きんざい」の方が試験範囲の分野が少ない分、問題の内容がより深くなっているからだと思います。

また学科試験の合格率の差は受検者層の違いが影響していると言われています。

「FP協会」は個人の受検者が多く、一方「きんざい」は金融サービス従事者などの団体受検が多いようです。

「FP協会」の受検者の方が自発的に申し込みをする人が多く、試験への真剣度が高いため、合格率の差に影響していると考えられています。

FP3級の難易度 他資格との比較

FP3級資格の他の資格との比較で参考資料となる年金や税金のファイル。他の資格には簿記や税理士の資格がある。

FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定は国家資格です。

FP3級の難易度は他の国家資格や似ている民間資格と比べて、易しいと言われています。

FP3級の合格率を学習範囲が関連している他の資格と比べてみましょう。

FP3級の合格率

FP3級の過去10年間の合格率はFP協会が82.22%きんざいが58.11%でした。

FP3級 過去10年の合格率の平均(学科+実技)

  • FP協会•••82.22%
  • きんざい•••58.11%

※2014年1月~2023年9月試験

関連する他資格との比較

FP3級と関連性がある他の資格との比較は下記になります。

※特に注目したい資格に黄色いマーカーをつけています。

FP3級合格率
58.11〜82.22%
※2014年1月~2023年9月

FP試験と関連性がある他の資格の合格率

簿記3級と比較しても、FP3級の方が合格率が高く難易度は易しいですね。

介護福祉士や証券外務員と近く、合格率だけで考えるとこれらの資格と難易度も近そうです。

(介護福祉士は受験資格が厳しいので単純には比較できないかもしれませんが•••(^^;)

FP3級が「簡単」と言われている理由

FP3級の試験は学科も実技もマークシート。試験時間を表す砂時計とマークシートの画像。

FP3級はよく「簡単」と言われていますが、それはこの合格率の高さによるものです。

また問題自体もとても解きやすい作りになっています。

学科も実技も2〜3個の選択式から選ぶマークシート

過去問をベースに定番問題が多いので対策しやすい試験です。

FP3級「学科」と「実技」の問題

学 科実 技
FP協会きんざい
出題マークシート
◯╳式30

3択式30
マークシート
3択式20
マークシート
3択式

事例形式515
時間1206060
しはこ

3級は「学科」も「実技」もペーパーテストで面接はありません。

FP3級 独学での合格に必要な勉強時間や勉強方法

FP3級の独学合格に必要な勉強時間を表す時計と机と鉛筆。30時間〜70時間勉強すると良いです。

FP3級は「簡単」と言われていますが、実際に勉強してみると「意外と難しい」と感じる方も多いと思います。

しはこ

私も最初はわからない問題が多くて「とても難しい」と思いました•••。

それは試験の出題が広範囲にわたるためです。

下記の6分野になります。

  • ライフ
  • 保険
  • 金融
  • 税金
  • 不動産
  • 相続

問題は広く浅くなので、深い学習は必要ないですが、広範囲の基礎的な知識を身につけなければならないので、それなりの勉強時間は必要になります。

そのため試験対策の時間はしっかりととって本番に臨むことが大切になります。

FP3級 初学者が独学合格するために必要な勉強時間

FP3級に初学者が独学で合格するために必要な勉強時間は30〜70時間くらいかと思います。

  • ギリギリ合格を狙うなら30−35時間くらい
  • 確実に合格を目指すなら70時間くらい

(私の経験談による感想です)

30〜70時間を1〜2カ月でこなすイメージです。

確実合格を目指すなら70時間くらい勉強すると安心かと思います。

FP3級合格に効率がいいと思うおすすめの勉強方法

FP3級の合格に効率がいいと思うおすすめの勉強方法は下記になります。

FP3級の合格に効率がいいと思う勉強方法

  • テキストや動画で一つのセクションを学習→問題集で同じセクションを解く
  • 隙間時間にYouTubeや過去問道場さんで復習
  • 過去問を通しでやる
  • 自分はお金持ちになったと妄想してモチベーションUP

FP3級におすすめのテキスト

FP3級を初学者の方が独学で勉強するときにおすすめのテキストは下記の2つになります。

理由は解説が丁寧で初学者向けに作られたテキストだからです。

しはこ

図やイラストが多いので読みやすいです。

テキストの詳しいレビューはこちらでまとめています。

ちなみに、テキストと問題集は同じシリーズだとリンクしているので使いやすいです。

どちらも良本なので、どちらを選んでも勉強しやすいと思います。

両方ともAmazonで試し読みができます。

FP3級の過去問

FP3級は市販の問題集で各セクションごとに問題を解くと効率がいいですが、問題集は1回分の総合問題がたくさんは載っていません

(1回分載っていたり、載っていない問題集もあります。)

1回分の問題を学科も実技も通しで解いておくと全体量がわかり、当日慌てずに済むのでおすすめです。

最低1回、できれば何回か分を通しで解くと安心です。

「FP協会」と「きんざい」が無料で提供

FP3級の過去問は「FP協会」と「きんざい」が無料で提供しています。

「FP協会」の過去問

「きんざい」の過去問

「FP協会」も「きんざい」も解答はありますが解説はありません。

私は解答解説で、お金の寺子屋さんのサイトを利用させていただいていました。

お金の寺子屋さん「FP3級過去問解説」

しはこ

とても使いやすいサイトで、ありがたかったです。

過去問は市販の過去問集を購入した方がいいかも?!

過去問は「FP協会」と「きんざい」の公式サイトで無料でダウンロードできます。

ただ自宅に印刷する環境がないとコンビニなどで印刷しないといけないです。

FP3級は学科が11ページくらい、実技(FP協会の場合)が16〜19ページくらい、合わせて30ページくらいでした。

私が行ったコンビニの印刷が1枚20円だったので、学科と実技1回分で600円かかってしまいました。

複数回分を印刷するなら市販の過去問とどっちがお得か比較してみてもいいかもしれません。

FP3級の合格ラインや合格点は?

FP3級試験の合格か不合格かを表す矢印と桜の画像。学科はFP協会ときんざい共通で36点以上で合格です。

FP3級の合格ラインは学科も実技も正答率60%以上で合格となります。

FP3級の合格

学 科実 技
FP協会きんざい
合格60点満点で36点以上
(6割以上)
100点満点で60点以上
(6割以上)
50点満点で30点以上
(6割以上)
出題マークシート
◯╳式30

3択式30
マークシート
3択式20
マークシート
3択式

事例形式515
時間1206060

FP3級 学科試験の配点

学科は◯式が30問、3択式が30問の合計60問あり、そのうち36点以上で合格。

配点は1問1点なので36問正解で合格になります。

FP3級 学科の配点

出題マークシート
◯╳式30

3択式30
合格60点満点で36点以上
(6割以上)
配点11
合格ライン36問正解で合格
しはこ

学科は「FP協会」も「きんざい」も共通の試験です。

FP3級 実技試験の配点

実技は「FP協会」と「きんざい」で違う試験になります。

そのため実技の配点も実施団体で異なります。

FP3級 実技試験「日本FP協会」の配点

「日本FP協会」の実技試験は全部で20問ありそのうち60点以上で合格。

配点は1問5点なので12問正解すれば合格です。

FP3級 「FP協会」実技の配点

FP協会
出題マークシート
3択式20
合格点100点満点で60点以上
(6割以上)
配点1問5
合格ライン12問正解で合格

FP3級 実技試験「きんざい」の配点

「きんざい」の実技試験は全部で15問あり50点満点中30点以上で合格。

配点は3点が10問、4点が5問あるのですがどの問題がどの配点かは非公表になっています。

FP3級 実技の配点

きんざい
出題マークシート
3択式
事例形式5題15
合格点50点満点で30点以上
(6割以上)
配点10問:
5問
合格ライン10問正解:合格
問正解:
合格or不合格
8問正解:不合格

合格ラインは10問正解だと間違いなく合格。

9問正解は合格と不合格の可能性があります。

(4点の問題が3個以上正解していれば合格なのですが、配点がわかりません。)

8問正解だと不合格です。

「きんざい」公式サイトの過去の模範解答に配点が記載されているので、複数回分の試験を見ると、少し参考になるかもしれません?

「きんざい」公式サイト・過去試験の模範解答

FP3級の「学科」と「実技」はどっちが難しい?

FP3級の学科と実技の問題。私が受けた2022年5月の試験の問題。

FP3級の学科試験と実技試験はどっちが難しいでしょうか?

FP協会の過去10年の合格率は、実技の方が学科よりも高いですが、近年その差は縮まっています。

学科は基礎的な知識を問う問題、実技はその基礎知識を使った「計算や資料を読み解く」応用問題が出ます。

学科の勉強だけをしても、実技でも解ける暗記問題がいくつか出ます。

ただし、実技ならではの「計算や資料を読み解く問題」があるので実技対策はした方がいいです。

定番問題が多いので過去問を何回も解くことでしっかりと対策することができます。

しはこ

ちなみに、私は3級は「みんなが欲しかった」の問題集を、2級は「みん欲し」の問題集とFP協会の過去問を印刷して両方を使っていました。

「FP協会」と「きんざい」は過去問を無料でダウンロードできるので、問題集と組み合わせるとより多くの実技試験の過去問を解くことができるかと思います。

「FP協会」の過去問はこちら

「きんざい」の過去問はこちら

「FP協会」と「きんざい」の過去問の回答解説は、お金の寺子屋さんのサイトを利用させていていただいていました。

お金の寺子屋さん「FP3級過去問解説」

また他にも、過去問道場さんも分野を絞って出題してもらえるので大変便利で、よく利用させていただいていました。

FP3級ドットコムさん(過去問道場さん)

こちらの記事で実技について詳しく解説しています。

FP3級の試験日

FP3級の試験日程をスマホのカレンダーで確認する。FP3級は毎年5月、9月、1月の3回実施されている。

FP3級試験は年に3回(5月・9月・1月)あります。

試験日は下記の通りです。

FP3級試験日
  • 5月:5月の第4日曜日
  • 9月:9月の第2日曜日
  • 1月:1月の第4日曜日

申込期間は試験日の1カ月半〜2カ月前に締め切られます。

けっこう早いです。

しはこ

「いつの試験を受けるか」を先に決めておくとスムーズに受験できます。

2023年度 FP3級 試験日



申請受付
2023年3月17日(金)〜4月7日(金)
試験日
2023年5月28日(日)
合格発表
2023年7月4日(火)


申請受付
2023年7月5日(水)〜7月25日(火)
試験日
2023年9月10日(日)
合格発表
2023年10月20日(金)


申請受付
2023年11月14日(火)〜12月5日(火)
試験日
2024年1月28(日)
合格発表
2024年3月8日(金)
しはこ

ちなみに2級試験も3級と同じ日です。

こちらの記事でFP3級の日程について詳しく解説しています。

まとめ|FP3級の難易度はどれくらい?簡単って本当?他の資格との比較や勉強時間も解説

FP3級試験の難易度。テキストとノートとペンの画像。FPの難易度は他の資格と比べて簡単だが一定時間の勉強はしないと受からない試験です。

というわけで今回は「FP3級の難易度はどれくらい?簡単って本当?他の資格との比較や勉強時間も解説」についてお伝えしました。

ポイントをまとめます。

FP3級の合格率は

FP3級 過去10年の合格率

  • 日本FP協会・・・82.22%
  • きんざい・・・58.11%

※2014年1月〜2023年9月

※学科+実技の平均

学習範囲が関連する他の資格と比べて合格率は高めで難易度は易しめでした。

FP3級がよく「簡単」と言われている理由は合格率が高いからと、問題自体が解きやすい作りになっているからでした。

しはこ

学科も実技も2〜3個の選択肢から選ぶマークシートでした。

とはいえFP3級は試験範囲がとても広いのでしっかり勉強時間を取らないと受かりづらい試験。

FP3級に初学者が独学で合格するために必要な勉強時間は

  • ギリギリ合格を狙うなら30−35時間くらい
  • 確実に合格を目指すなら70時間くらい

(私の経験談による感想です)

でした。

FP3級におすすめのテキストは

FP3級の過去問は「日本FP協会」と「きんざい」の公式サイトからダウンロードできました。

「FP協会」の過去問

「きんざい」の過去問

私は解答解説で、お金の寺子屋さんのサイトを利用させていただいていました。

お金の寺子屋さん「FP3級過去問解説」

FP3級の合格ラインは学科も実技も6割以上の正答でした。

FP3級の合格

学 科実 技
FP協会きんざい
合格60点満点で36点以上
(6割以上)
100点満点で60点以上
(6割以上)
50点満点で30点以上
(6割以上)
出題マークシート
◯╳式30

3択式30
マークシート
3択式20
マークシート
3択式

事例形式515
時間1206060

FP3級の「学科」と「実技」の合格率にあまり差はなく、同じくらいの難しさでした。

ただ「実技」は定番の計算問題が多いので過去問などで何度も反復するのがおすすめの対策でした。

FP3級はよく「簡単」と言われていますが、実際に勉強してみると難しいと感じますし、とても役に立つ知識を身につけることができます。

試験日に向けてできれば計画的に勉強を進められるのが望ましいと思います。

しはこ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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